巻き爪(陥入爪)とは・・・
日本では巻き爪は手術で切り取るのが一般的でしたが、ヨーロッパでは1938年にRosenstein(英)が爪に穴を開けて糸を通して爪の端を引っ張り爪が矯正できることを証明して以来、多くの矯正具が開発されてきました。
近年、プラスチックや金属の板を爪の表面に貼り付け、その弾性により爪の端をうかし、まわりの皮膚にくい込むのを防ぐという矯正具が、次々と開発されています。しかし、プラスチックや金属の板は、子どもの爪のような柔らかい薄い爪には有効ですが、いずれも矯正力が長続きしなかったり、はがれやすいといった問題点がありました。
日本でも、形状記憶合金プレートを同じように爪に貼り付ける矯正方法が考えられましたが、1日に2〜3回ヘアードライヤーなどで温めないと弾力がもどらないので、巻き爪で悩んでいる人にとっては大変手間がかかります。そのほかにも、超弾性ワイヤーを用いた矯正具もあり、伸ばしきったフリーエッジ(爪の先端の白い部分)に注射針で穴を開け、そこに超弾性ワイヤーを通し、穴を接着剤で留めて爪の先を広げるといった矯正方法もあります。
しかし、陥入爪で悩んでおられる方のほとんどは、爪が生えてくる時に、爪の角が周りの皮膚や肉にくい込み痛みが出、ご自身で、あるいは外科で爪をニッパーで激痛をこらえながら切り落としているのが現状です。そして、しばらくは痛みから解放されるのですが、また伸びてくると痛みが出るといった悪循環に陥っています。ひどい方は、爪の端が棘のように残ったままで、その角がまわりの皮膚に突き刺さり、爪の周りが赤く腫れ、化膿している人もいます。爪のはしを切り落としてしまうと、今まで爪があったその下の皮膚が盛り上がってしまい、次に爪が伸びてくるのを妨害します。
この悪循環を抜け出し、爪の端を切り落とさないでまっすぐ伸ばしきると、陥入爪の痛みから脱出できる方がほとんどです。陥入爪の方は「爪の端を伸ばすと良いというのはよく聞くけれど、伸ばす途中が痛くてガマンできない」と訴えられます。
そういう方にこそ、有効なのが弾性ワイヤーを爪の両端(爪溝)にひっかけて爪を上に持ち上げる矯正法です。爪の両端にかけたワイヤーを巻き上げ、爪を肉に食い込まないように伸ばしてやる方法です。
この矯正具は、そのままつめが伸びると同じように爪の先の方へと移動していきます。フリーエッジのところまでくると、自然と取れてしまいます。ふつうの足の爪が伸びるスピードは1ヵ月で1.5oですので2〜3ヵ月でフリーエッジまで出てきます。フリーエッジまでくると、爪と皮膚が離れているのでワイヤーは自然ととれます。
矯正具を付けている間は、両端がその下の皮膚に食い込むのを防いでくれるので痛みもなく、伸ばしきることができます。日々のメンテナンスも不必要で、つけている違和感も1〜2日でなくなり矯正力も持続します。
この矯正ワイヤーは、付けている間は爪がまわりの皮膚にくい込むのを防ぎ、新たに生えてくる爪も拡がるようにくせ付けしてくれます。ですから、付けている間と、とれてしまって半年ぐらいは、ワイヤーの影響が残っているので、痛みは出にくくなります。
※ メディカルフットケアで爪をきれいに整えてから矯正します。
 |
1趾 10,500円 |
|
|